侵入者!!
田んぼの稲も色づきあちらこちらで稲刈が始まった。しかし、私が住む526-0271は、平地に比べて日照時間が短く一週間程度の遅れがある。
毎晩のように獣達が田んぼに現れ稲穂を食い漁り、挙句の果てにはのた打ち回り稲をなぎ倒してしまうという・・・農家にとっては、最悪のことだ。農業離れの原因の一つかもしれない。というのも、私がその一人である。その当時、我家は、村一番の稲作農家(兼業農家)であったが、ある年、作付け面積の約三分の一を猪にやられ、大変な被害を受けた。この年を最後に今では、農業には、携わっていない。
それから、年月が経ち、農家も何も対策をしていない訳ではなく、山沿いにワイヤーメッシュを張り巡らし電柵をし普通なら完璧な対策をしている。まるで私たち人間が、囲いの中で生活をいているかの様です。しかし、その万全の対策も獣達には、敵わないようです。
近年、営農組合の人達が、夜な夜な出没する猪達に振り回され、当番制で毎晩見回りをしているのだが、被害が増すばかりで、手に負えなくなり、助けを求め私のところにやってくるようになりました。というのも、私の所には、優秀な猟犬がいるからです。人に優しく獣に厳しい私の相棒達は、いわば、最近よく耳にするモンキードックみたいなもんです。
夜、相棒達を連れて行くと即座に臭いを嗅ぎつけワンワンと鳴きながら追い払っています。昼間なら確実に止めてしまいますが、夜は、ある程度追掛ければ帰ってきます。さすがに夜行性の猪には、なかなか追いつけないみたいです。追い詰める時もありますが・・・ってことで近年は、二、三日に一度出動しています。
営農組合の人達は、効果は絶大と喜んでおられます。
もっと、行政も動いてやってほしいです!!やってますやってますと言っておられるが、まだまだ全くに近いです!!
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